矯正治療

当院の矯正治療について

矯正治療とは

矯正治療とは

矯正治療とは、矯正装置を使って歯をゆっくり動かし、正しい噛み合わせに整える治療です。上下の歯列を整えることで、見た目が美しくなり、しっかりとものを噛めるようになり、発音も向上します。また、矯正治療には年齢制限(上限)がなく、歯肉や歯槽骨が矯正治療に適した状態であれば、誰でも治療を受けることが可能です。
当院では、患者さまの細かい要望にお応えできるように、様々な矯正装置を準備しています。

成人矯正

歯ならびの状態について

患者さまごとに、歯ならびの状態は違います。
当院では、以下の歯ならびの状態でも、可能な限りご要望の歯ならびにするお手伝いをさせていただきます。

上顎前突

上顎前突(じょうがくぜんとつ)

上の前歯が下の前歯よりも標準値を越えてでている状態

下顎前突

下顎前突(かがくぜんとつ)

上顎の歯よりも下顎の歯が前にでている状態

叢生

叢生(そうせい)

歯の生えるスペースがなく、重なり合っている状態・八重歯

過蓋咬合

過蓋咬合(かがいこうごう)

下の前歯が見えない状態

開咬(かいこう)

開咬(かいこう)

奥歯は咬み合っているのに前歯が咬み合わずすき間がある状態

交叉咬合

交叉咬合(こうさこうごう)

歯が歯ならびの途中で交叉(こうさ)してしまっている状態

矯正の種類について

表側矯正

表側矯正(ワイヤー矯正)

表側矯正は、皆様もよく知る矯正方法で、様々な歯ならびのケースに対応できるのが特徴です。最近では、矯正中の見た目に配慮し、目立ちにくいブラケットやワイヤーを使用した矯正も可能です。当院では、金属のワイヤー、透明で目立ちにくいブラケットなどの様々な素材での矯正が可能です。患者さまの要望や、お口の状況にあったものを提案させていただきます。

●治療期間:3~3.5年程度
●来院回数:40~48回程度(月1ペース)
※治療期間には個人差があります

マウスピース矯正

マウスピース矯正

透明なマウスピース型の矯正装置を使用する方法で、軽度な歯ならびの乱れやすき間の矯正に適しています。当院ではインビザラインなどを使用して、マウスピース矯正をおこないます。日常のちょっとした時間に自分で装着・取り外しが可能です。透明で目立ちにくいマウスピースをお渡しし、歯ならびの状態に応じて、形が異なる十数枚~数十枚のマウスピースを用いて、歯ならびを整えていきます。

●治療期間:半年~1年程度
※治療期間には個人差があります

インプラントを使った矯正治療

当院では、矯正治療において矯正用インプラント(アンカースクリュー)を活用した治療もおこなっています。
この治療法では、専用の小さなインプラントを顎の骨に埋め込み、それを固定源として歯をスムーズに移動させることで、短期間で効率的に歯ならびを整えることが可能です。

インプラントは非常に安定した固定力を持つため、今までの矯正治療では難しいとされていた、奥歯を後方へ移動させることが可能になりました。歯ならびを整える際のスペースを作るための抜歯が不要になり、患者さまの治療の負担を軽減しながら、思いに合わせたな歯ならびを目指すことができます。
顎骨に埋め込んだインプラント体は、不要になればすぐに取り除きます。傷痕が残ることもありません。

治療の流れ

STEP01

問診・ヒアリング

歯ならびの状態を確認し、患者さまのお悩みやご希望を伺います。
その後、矯正治療の流れ、かかる費用や通院期間についてご説明します。

STEP02

精密検査

口腔内カメラやレントゲン、口腔内スキャナーなどを使用して歯形を取り、口内の写真撮影もおこないます。
お口の様子をより細かく把握していきます。

STEP03

治療計画の立案

検査結果と撮影したデータを基に診断をおこない、今後の治療の進め方について決めていきます。
もしも虫歯や歯周病が見つかれば、基本的にはそちらの治療を優先します。
お口の状態が整ったら矯正治療を始めていきます。

STEP04

治療開始

お口のクリーニングをおこなった後、歯にブラケットという装置を取り付けます。
また矯正中は歯みがきがしづらく、虫歯や歯周病のリスクが高まる傾向にあるため、ブラッシング指導もしっかりとおこないます。

STEP05

調整

矯正治療の進行チェックや装置の調整、クリーニングを定期的におこないます。
調整を怠ると通院期間が長引き、処置の結果にも影響がでる可能性があります。
きちんと通院していただきますようお願います。

STEP06

保定・メンテナンス

矯正治療後は、歯ならびの後戻りを防ぐための保定装置をお渡しします。
また、お口を健康な状態に保つために、定期的に来院いただき、虫歯・歯周病の確認やクリーニングを受けていただきます。

小児矯正

小児矯正

歯ならびの状態次第ですが、親御さん目線で「歯ならびが悪いな」、「ちょっと気になるな」と思い始めたタイミングで、できるだけ早く歯科医院に相談しましょう。お子さまの場合は、成長期に矯正歯科治療を始めることで、今後の治療方針の選択が広がることや、将来的な歯の負担が減ることにもつながります。
当院では、小児矯正の治療を多数経験した日本矯正歯科学会 矯正認定医の院長が対応いたします。お気兼ねなくご相談ください。

1期治療

乳歯列の咬み合わせ(受け口・左右的な顎のズレ)の矯正は、3歳頃から始められる治療で、主にお子さまの顎の成長をコントロールしていきます。
歯科健診でも指摘されることが多く、乳歯列の噛み合わせ治療を開始するかは、一度、歯科医師に相談することをお勧めします。
混合歯列(乳歯+永久歯)の矯正は、顎(骨)の成長があり、乳歯から永久歯への交換時期の治療です。顎の成長をコントロールし、良い場所へ永久歯が生えるよう誘導し、噛み合わせを整えていきます。

2期治療

2期治療は、身体の成長が終了する頃、永久歯が生え揃ってからおこなう治療です。歯ならびを整えることが主な目的です。永久歯にマルチブラケット装置を装着して治療します。大体1ヵ月に1度の通院が必要です。よく言われる成人の矯正治療はここからのスタートとなります。
当院では、2期治療にも力を入れて取り組んでいますので、お気兼ねなくご相談ください。

小児矯正の種類について

  1. バイオネーター バイオネーターは、「機能的矯正装置」と呼ばれる、取り外し可能な矯正装置の一種で、下顎の成長を促進することを目的としています。ワイヤーとプラスチック床で構成され、主に就寝中に使用しますが、起きている間に2~3時間ほど追加で使用することで、より良い矯正が期待できます。
    この装置は、筋肉の動きを利用して下顎を前方に成長させるだけでなく、顎の幅を横方向に広げる作用もあります。これにより、将来的に永久歯が正しく生えるための十分なスペースを作ることができる点が特徴です。
  2. リップバンパー リップバンパーは、唇や頬の力を軽減しながら歯列や顎の成長を促進する矯正装置です。特に子どもや成長期の患者に使用され、抜歯を回避しながら歯ならびを整えることが可能です。抜歯リスクを回避しながら自然な成長をサポートして、顎の発育を助け、歯列を良くします。取り外しができるため、食事や歯みがき時に外せるため、生活への影響が少なく済みます。寝ている間や、日中に2~3時間装着することでより良い矯正治療が期待できます。
  3. T4K(トレーナー) T4K(トレーナー)は、6~12歳の子ども向けの取り外し可能な矯正装置で、歯ならびや口まわりの筋肉バランスを整え、自然な顎の成長を促します。主に夜間と数時間の日中に使用することで、歯列不正や悪癖(舌突出、口呼吸など)の治療をサポートし、将来的な矯正治療の必要性を軽減します。また、永久歯が生えるスペースを作ることや後戻りリスクの軽減にも役立つ、非侵襲的で子どもに優しい装置です。

矯正治療のメリット・デメリット

メリット

  • 口元や横顔が美しくなる

    「歯の乱れ」や「すき間」、「受け口」、「出っ歯」などの問題が解消されます。口元がでていて閉じにくいケースですと、矯正を通じて口が自然に閉じやすくなり、お口の中の乾燥を防ぐことができます。お口の中の衛生状態も良くなり、口臭の軽減も期待できます。

  • 歯みがきがしやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが低下

    悪い歯ならびがあると、歯ブラシが届きにくい場所にプラークが溜まり、虫歯や歯周病の原因となります。矯正によって歯ならびが整うと、歯みがきがしやすくなり、虫歯や歯周病を防ぐ環境が整います。

  • 咀嚼機能の向上

    矯正治療によって歯が均等に噛み合うようになると、かみ合わせが向上し、食事による胃腸への負担が軽減されます。また、歯にかかる力が分散されるため、歯や歯周組織の負担が減り、歯が健康に保たれる効果が期待できます。

デメリット

  • 痛みがでる場合がある

    矯正には特有の痛みがあります。近年は痛みを軽減する治療法も増えていますが、痛みがないわけではありません。歯を動かす際には一定の痛みが生じます。
    治療を重ねることで少しずつ痛みが軽減されていきます。

  • 治療中の見た目の変化

    矯正治療後は歯ならびが整い、見た目は改善されますが、治療期間中は装置が目立つことがあります。特にお仕事をされている方の場合、見た目が仕事に影響することもあるため、治療中の見た目の変化にギャップを感じる場合があります。できるだけ目立ちにくい治療方法をご提案しますので、お気兼ねなくご相談ください。

  • 治療中に虫歯や歯周病のリスクが高まる

    特にワイヤーを使う矯正治療中は、装置と歯の間に歯垢や食べ物のカスが溜まりやすく、細菌が増殖しやすくなります。そのため、口腔内の衛生状態が悪化し、虫歯や歯周病のリスクが高まります。矯正後は虫歯や歯周病になりにくくなる一方、治療期間中はそのリスクが増加します。

その他の治療

MFT(口腔筋機能療法)

歯ならびや噛み合わせの乱れは遺伝だけでなく、幼少期の生活習慣も影響します。指しゃぶりをしたりいつも口呼吸をしたり、舌で歯に圧力をかける癖があると、お口まわりの筋肉のバランスが崩れることで歯ならびが乱れてしまいます。
「MFT(口腔筋機能療法)」は、健全な口腔環境に改善することを目的におこなう舌の筋力トレーニングです。お口のまわりの筋肉や、咀嚼、嚥下、発音の訓練などによって構成され、2~4週間ごとに歯科衛生士の指導のもとレッスンを受けていただき、ご自宅で毎日トレーニングをおこないます。「MFT(口腔筋機能療法)」は矯正歯科治療期間の短縮にもつながります。

料金表(税込み)

内容 価格
矯正相談 2,200円
精密検査・診断 55,000円
矯正治療基本料金 660,000~1,100,000円
処置料(1回につき) 3,300~5,500円
観察料(1回につき) 2,200~4,400円